ブルプロを楽しんでいるみなさん、こんにちは。
チーム捜しをしている方向けに、私のチームのアステルリーズ雇用局を紹介することでチームへの加入を検討してもらいたくてこの記事を書いています。
始めにアステルリーズ雇用局のメンバーになぜうちに加入したのか聞いてみました。
それは、満場一致でこうでした。
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狂った人間に出会いたい、そんな人間たちがこのブログを見つけ、加入申請を送ってきていたそうです。
しかし、このチームに加入してから気づいてしまった人もいました。
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そう、所詮私は狂人を演じているだけのピエロ。
本物の狂人に会いたい、と思ってやってきたイカれた人間にとっては物足りない存在です。
もはや私が会話に入ってもみんなつまらなそうな反応をしています。
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そんなダメダメピエロで悲しがっている私に試練を与えるかのように新たに狂気を求めて入ってくる新メンバーたち。
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「ここは本当は普通のチームなんです。ごめんなさい、帰ってください。」と言えればよかったのですが、そんなことをしてしまっては狂ったこいつらが何をしでかすかわかりません。
私はこう言うしかありませんでした。
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2023年10月、修行へ
こうしてチーム内の狂人と渡り合うためにひろこの修行が始まった。
修行を重ねていくことで狂人ではないピエロのひろこにも、ある能力が目覚めた。
それは、あまにゅんにひろこの爆速狂気チャットをくらわせたときのこと。
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ひろこのチャットが止まって見えると鼻で笑ったと思ったら、ひろこの視界から一瞬であまにゅんは姿を消した。
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まだログインしているはずなのに姿が見えない。
(まずい、死角からのイカれチャットで殺される。)
そう思った瞬間、ひろこの感覚が研ぎ澄まされた。
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そう、周囲の人間の体内に流れる狂気チャットを感じたのだ。
あまにゅんの体内に流れている狂気チャットを感じ取り、その方向へ振り向く。
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やはりそこにはあまにゅんの姿があった。
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お察しの通り、ひろこは人間の体内に流れる狂気チャットを見ることができる”白眼”を獲得した。
そしてその”白眼”は、人間の体から狂気チャットが漏れ出る狂穴も見破ることができる。
(これで自分も戦える、狂人たちと渡り合える。)
自分の居場所は自分で作る、そう決心してひろこは雇用局へ向かった。
決戦の日
雇用局はいまや、狂気を求める人間のたまり場と化していた。
仕事を求める人のサポートをしていたあのころの温かい雰囲気はもうない。
ひろこが雇用局に入ろうとすると、後ろから雇用局のメンバーが現れた。
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敵はざっと、5,6人。
(俺は今日、狂気から雇用局を取り戻す・・・!)
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メンバーたちからの圧で着衣禁止されていたひろこだったが、狂人たちと戦うことを決意して服を着てきたのだった。
今日はメンバーたちとの決別の日、言葉を交わす気もない。
ひろこは呼吸を整え、”目”を開く。
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メンバーたちの体内の狂気チャットを感じ取る。
そして、ついに修行で編み出した技を食らわせるときが来た――。
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八卦六十四狂、相手の狂穴に自分の狂気チャットを流し込むことで相手の狂気チャットの流れを断ち切る技。
意識を集中させ、全メンバーに八卦六十四狂を叩き込む。
――八卦二狂。
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――八卦四狂。
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――八卦八狂。
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――八卦十六狂。
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――八卦三十二狂。
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――八卦六十四狂。
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ひろこの必死の狂気チャットをメンバーたちの狂穴に流し込み、八卦六十四狂がきまった。
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チームメンバーの求めていた狂気。
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ただそれを提供するために、ひろこは戦った。
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たとえ自分の狂気が偽りでも、局員たちの喜びにつながると知っていたから――。
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それでもメンバーたちは一向に倒れない。
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もはや誰もひろこのチャットを見ていない。
それでもひろこは何度も八卦六十四狂を繰り出し続けた。
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しかし、もうひろこの肉体はボロボロだった。
常人のひろこが八卦六十四狂を連打できるはずなどなかった。
ついに、肉体が悲鳴を上げた。
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そしてひろこの体内をかけめぐる狂気チャットが体を突き破ってあふれ出した。
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ひろこはただ、みんなと仲良く笑い合えるチームを作りたかっただけだった。(あとワンチャン、リアルでモデルとかアイドルの人を落としてハーレムを作りたいだけだった。)
意識が朦朧とするなか、ひろこの頭にこんなメッセージが浮かび上がってきた。
「アステルリーズ雇用局では、メンバーを募集しています。VCなし、ディスコなし、ブログあり。リーダーがポンコツの交流メインチームです。」
自分に向けて語りかけられた最後の言葉を聞き終えたひろこは、こう思った。
(リアルでアイドルまたはモデルの方は加入の際にひろことライン交換してください。)
こうして、ひろこは死んだ。
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